あ – 印刷コピー用語集

アモルファスシリコンドラム/あもるふぁしりすこん
高速複写機用の感光体です。メリットは硬くて耐久性が高い、安全性が高い、環境へ害が無い材料、感光性が高い。

暗号化PDF/あんごうかぴーでぃーえふ
印刷物やデータをスキャンする際にパスワード設定が可能。パスワードを入力する必要があるので、情報漏洩防止につながります。

アドレス帳/あどれすちょう
コピー機に登録できるデータの送り先一覧。

アニメーション採用ガイダンス/あにめーしょんさいようがいだんす
アニメーションにて、紙詰まりやトナー交換や操作方法をレクチャーしてくれる機能です。

アイディ―カードコピー/あいでぃーかーどこぴー
身分証明書やIDカード等の小さいサイズを1つの紙にまとめて表と裏でコピーができる機能。

Adobe PostScript3対応/アドーブポストスクリプト3対応
プラットフォームやオペレーティングシステムに影響されることなくドキュメントをプリントすることと高画質なカラープリントが可能。

アドレス帳暗号化/あどれすちょうあんごうか
アドレス帳を暗号化してデータを保存してセキュリティー効果を高める機能です。

IPv6アイピーブイシックス
インターネットプロトコルの1つ。OSI参照モデルでネットワーク層に位置づけられる。

宛先確認機能/あてさきかくにんきのう
FAX送信を行う際、宛先を選択した後に宛先に間違いながないか確認画面が表示される機能で誤送信を防ぐ役割を持つ。

宛先繰り返し機能/あてさきくりかえしきのう
同じ番号を複数回入力するように設定して番号がもし違う場合は送信はされないので、確認と誤送を防ぐ為の機能。

宛先利用制限機能/あてさきりようせいげんきのう
宛先表にあらかじめ登録された宛先のみ送信することができて、ファックス番号の押し間違えによる誤送信や不正に利用されるのを防ぐことが可能です。

宛先履歴機能/あてさきりれききのう
一度入力したファックス番号を宛先登録ボタンにて簡単に登録が花王です。その登録内容から送信ができます。

安全インキ/あんぜんいんき
偽造を防ぐ為に使われるインキです。

あそび紙/あそびがみ
表紙と本文ページの間に挟まっているページ。

アウトライン化/あうとらいんか
イラストレーターのDTPソフトで文字をそのまま画像に変える機能。使いたい文字が出力に適してない場合や文字をデザインとして加工したい場合に使用。

い – 印刷コピー用語集

インナー2ウェイトレイ/いんなーつーうぇいとれい
排紙部を2つに分けてジョブの振り分けが可能です。それによって出力紙が混ざるのを防ぎます。

インナーフィニッシャー/いんあーふぃにっしゃー
サイズ混載ステーブルやシフトソート等に対応したフィニッシャー。

色補正/いろほせい
スキャナやプリンター等を使用して色合いを調整すること。

印刷/いんさつ
写真や画像や文字をインキを使って用紙に刷り込むこと。

印画紙写真/いんがししゃしん
プリントされた写真などに使われる画質設定。

印刷写真/いんさつしゃしん
雑誌に印刷された写真などに使われる画質設定。

板紙/いたがみ
ダンボールと質が同じ紙。厚くて固い紙となっていて、環境にも優しい造りになっている。

イミテーションアート紙/いみてーしょんあーとし
名刺や高級な印刷物を用いて使われるパルプの量を多くして、強い光沢を放つ印刷紙。

色校正/いろこうせい
カラー印刷の際に仕上がりを確認と必要であらば校正刷りする作業。

インキ/いんき
文字や色付けに使用する、顔料や染料を含む液体。

色かぶり/いろかぶり
撮影場所の光やほかの色が重なり過ぎて、カラー印刷や写真等で自然な色にならずに全体的に色のついたフィルターがかかったように見えてしまう症状。

イキ/いき
校正の為にすでに書かれた修正と訂正を取り消すという意味。

色分かれ/いろわかれ
多くの顔料が混ぜ合わせられた乾燥過程で表面の顔料が浮いて余計な色が現れる現象。

色分解/いろぶんかい
マゼンダ、イエロー、シアン、ブラックというカラー印刷の為に原稿の各色をフィルターを通じて各成分にわける作業。

糸かがり綴じ/いとかがりとじ
本の背に穴をあけて色で綴じていく冊子の綴じ方の方法。

色パッチ/いろぱっち
印刷する際に、色の濃度や色抜けがないかの確認する為に使用するブラック、イエロー、シアン、マゼンダという印。

色あわせ/いろあわせ
予め決められた見本帳に従ってインキを混ぜ合わせて、特定の色の見本に合ったインキを作る作業。

う – 印刷コピー用語集

ウォームアップタイム/うぉーむあっぷたいむ
プリンターなどで電源スイッチを入れる、もしくはスタンバイ状態から印刷が可能になるまでの時間のことを言う。

ウイングレス設計/ういんぐれすせっけい
プリンターやコピー機で排出トレイを本体の外側に設けず、内側に空洞を作りその部分に排出させる設計のこと。業務用コピー機の殆どがこの設計になっている。

ウェイト/うぇいと
文字の太さのこと。また複数のウェイトがセットになっている物をファミリーと言う。

ウェット印刷/うぇっといんさつ
二色以上の色を用いて連続印刷を行う際、一色目のインキが乾く前に次のインキを重ね刷る方法。機械が大型で調整に時間が掛かるものの機会に原紙を通す回数が少なく同時に複数の色を印刷させることができるので、大量に刷る場合やカラーバランスの調整がしやすい利点がある。

内校正/うちこうせい
デザイン関係の企業で印刷校正を外注せず、内部で校正や確認をすること。「ないこうせい」と読む場合もある。

打返し/うちかえし
印刷を行う際、裏表両方に印刷をする作業のこと。片方に表面を印刷したあと、紙を裏返し、そのまま裏面を印刷する。冊子やパンフレットなどでよく用いられている。

裏写り/うらうつり
印刷が施された用紙のインキが乾く前に紙を重ねていくことで裏面に下の用紙のインキが転写されてしまう現象のこと。また表面に付けられたインキが裏面に滲む現象も裏写りと呼ばれている。

裏カーボン/うらかーぼん
用紙自体にカーボン印刷が施されている物。納品書・請求書・領収書の様に複数枚の綴りになっている伝票によく用いられている。

え – 印刷コピー用語集

HDDデータ暗号化/えいちでぃーでぃーでーたあんごうか
情報の漏えいや不正アクセスを防ぐ為、ハードディスク内に保存されているデータを暗号化すること。

エネルギー消費効率/えねるぎーしょうひこうりつ
機械が作動する為に必要なエネルギー(主に電気)がどれだけの効率で消費されているかを表す。

エンボス/えんぼす
平面の物に装飾的に施された凹凸。エンボス加工を用いて印刷を施さずとも凹凸だけで模様を作ったりすることが出来る。

円圧印刷/えんあついんさつ
回転する円筒状になった印刷版の間に紙を通しインキを転写させる印刷方法のこと。印刷版と用紙の接触面積が少ないので低圧力で印刷が可能と言うメリットがある。

エコマーク/えこまーく
環境保全の取り組みから環境汚染への影響が少ないと認められた商品につけられるマークのこと。

SRA3紙/えすあーるえーすりーし
320mm×450mmのサイズの用紙のこと。

Fコード対応/えふこーどたいおう
ファックス送信でよく用いられる用語で、同じ送信番号で受信できる機械が複数台設置されている場合、特定の機械に送信出来るように振り当てられたコード(番号)のこと。

LEDプリンター/えるいーでぃーぷりんたー
レーザープリンターの一種で、LEDを利用して熱と圧力を加えた印刷方法で印刷を行うプリンターのこと。特徴としては消費電力が少なく、作動音が静か、発熱量も少なく小型化が可能であるなどが挙げられる。

エンジンスピード/えんじんすぴーど
印刷機などが駆動する速さのこと。

お – 印刷コピー用語集

オフセット印刷/おふせっといんさつ
印刷技術の一種で、原版と印刷媒体となる紙が直接触れることなく印刷されるのが特徴。版にインキを付け中間転写体に転写した後、印刷用紙に印刷が施される。オフセットは転写を英訳したところから来ている。

大判サイズ複写機/おおばんさいずふくしゃき
一般的に使用されている大きさの印刷用紙よりも大きなもの(大判サイズ)を複写させる為の機械。大きなサイズの用紙を取り込むことができるので、当然機械本体の大きさも大きくなり、設置には場所の確保が必要である。

オートカラーセレクション/おーとからーせれくしょん
印刷機などにおいてセットされた原稿用紙がフルカラーとモノクロの混在だった場合、それを自動的に識別してくれる機能のこと。

オーバーカラー/おーばーぷりんと
印刷を施す際、色を重ねて印刷すること。このオーバープリントが施されていない場合は印刷のズレによって背景と文字の間に白い線(未印刷部分)が出来るため細い文字などは読みにくくなる。

お試しコピー機能/おためしこぴーきのう
印刷位置や印刷のかすれ等がないかを見たり調整したりする為に数値やマークを紙に印刷し、本刷りに不具合が起きないようにする機能のこと。

OCR/おーしーあーる
Optical Character Recognitionの略で光学式文字読取装置のこと。手書きや印字されたいわゆる画像化された文字を光学的に読み取り、その文字を特定し文字として認識させること。

オートトレイチェンジ/おーととれいちぇんじ
印刷コピー機などでトレー内の用紙がなくなると自動的に給紙できる別のトレーに切り替える機能のこと。

か – 印刷コピー用語集01

カードスキャナー/かーどすきゃなー
カード内に書き込まれた磁気情報を読み取る為の機械。クレジットカードでの支払いの時などに目にすることが多い。また、最近では磁気の読み取りだけではなく、名刺などに書かれた文字をデジタル化しExcelなどの表計算ソフトに落とし込む機械もある。

カートン原紙/かーとんげんし
厚紙の表面にポリエチレンでラミネート加工した耐水性、耐久性を持つ原紙のこと。紙コップなど液体を入れる使い捨て容器などによく用いられている。

カーボン紙/かーぼんし
筆圧などによってインキが剥がれ、上の紙に書いた物をそのまま下の紙に写すことのできる紙で直筆サインを含む書類などの控えを有する時などによく用いられている。

解像度/かいぞうど
デジタル画像を表現する際のドットで単位はdpiで表現される。この解像度が低いと画質が荒くなり画や文字がギザギザになり、数値が高くなることでより細かな表現が可能となり画質もなめらかになる。

階調/かいちょう
色の明るさや濃さを段階的に表したもの。階調が多いほど滑らかなグラデーションが再現できるが、その分データ容量が重くなるので処理スピートにストレスが掛かる。

回転コピー/かいてんこぴー
複写を行う際、スキャナーで読み取ったデータを回転させ、印刷用紙に対してたて横が正位置になるように印刷させる機能のこと。

か – 印刷コピー用語集02

回転送受信/かいてんそうじゅしん
ファックスの送受信で、用紙の縦横を自動的に識別し、横向きに印刷されて印刷部分が途切れてしまう現象を防ぐ機能のこと。

拡張子/かくちょうし
.jpgや.pdfなどデジタルデータのファイル形式のこと。それぞれデータを認識できる拡張子とアプリケーションは決まっておりそれが合致しないとデータの内容を見ることができない。

カスタムメニュー/かすたむめにゅー
プログラミングされたメニューの初期値を自分の好きなように変更できる機能のこと。主にメニューの並び順やよく使う項目だけを表示させることができたり、細かな設定を使用する度にセットする必要がないので作業効率の向上が図れる。

画像/がぞう
おおまかに、デジタルモニターで表現される写真やイラストなど、文字や罫線以外のもののことを言う。拡張子は.jpg .bmp .tiff .pngなどが代表的である。

画像欠け幅/がぞうかけはば
複写を行う際、スキャン時もしくは印刷時に用紙の縁の部分が掛けること。

カタログ/かたろぐ
取扱商品などの説明書きなどを載せた小冊子のこと。説明書やパンフレットなどもカタログと呼ぶことがある。

活字/かつじ
方形柱状の字体で一般的に手書き文字以外でパソコンなどの機械から生成される文字全般のことを言う。本来は鉛や木に字を彫りインキをつけて転写させた物のことを指す。

カラースタンプ印字/からーすたんぷいんじ
コピー機などに設けられた機能で、印刷した書類などに自動で「重要」「済み」「社外秘」などのスタンプを印字すること。

感光体/かんこうたい
印刷機において、印刷用にインキを転写させる為の筒のこと。ドラムと呼ばれることが多い。

き – 印刷コピー用語集

Canon Mobile Printing/きゃのんもばいるぷりんてぃんぐ
キャノンが提供する、スマートフォンからのプリントに対応した専用アプリ。コピー機側で対応している必要があるが、スマートフォンのデータをプリントできる。

キャリア/きゃりあ
エポキシ樹脂などでコーティングした微粒子化した磁性体のこと。トナーを帯電させるために使用される。

給紙部/きゅうしぶ
印刷用の用紙をセットしておく場所。ここに用紙がないと印刷できない。

銀塩写真方式/ぎんえんしゃしんほうしき
塩化銀を印画紙の感光剤に使用した写真を銀塩写真という。いわゆるフィルム写真のことで、デジタルカメラが登場するまでは写真といえば銀塩方式だった。

キット契約/きっとけいやく
消耗品のトナーの購入代金にメンテナンス料を含んだ保守契約のこと。保守契約にはほかにカウンター契約がある。

給紙容量/きゅうしようりょう
複合機内にセットできる用紙の枚数のこと。用紙をトレイに収納するタイプでは追加トレイをオプションで選択できる。

機密印刷/きみついんさつ
他人に見られたくない文書を印刷するときに、IDやパスワードを入力しないとプリントできないようにするもの。プリントデータ自体が暗号化される場合もある。

切り張り原稿/きりはりげんこう
色の違う用紙を切り張りして作った原稿をコピーするときに色の違いを目立たないようにプリントする機能のこと。

給紙カセット/きゅうしかせっと
コピー機やプリンターで印刷を行う度に用紙をセットする必要を無くす為にある程度の枚数を格納しておけるトレーのこと。

く – 印刷コピー用語集

クリーニング/くりーにんぐ
日常的な清掃のことではなく、複合機においては感光体に付着したトナーを除去すること。

黒つぶれ/くろつぶれ
印刷面の暗い部分が黒一色となってしまうこと。

グラビア印刷/グラビア印刷
凹版印刷の一種で、細かい濃淡が表現できる為、美術書や写真集など芸術性の高い物の印刷に適している。写真技術を応用して製版したことから英語でRotogravure(ロトグラビア)とも呼ぶ。

クイックオフセットインキ/くいっくおふせっといんき
油性で粘度が高いオフセットインキのひとつ。乾燥が早く表面を印刷してすぐに裏面を印刷することができるので刷り上がりが早く短時間で済む特性を持つ。

口絵/くちえ
本や雑誌などの巻頭に入る写真や絵のこと。週間漫画などでは巻頭カラーと呼ばれ、そのカラーページがこれに当たる。

口糊/くちのり
封筒などの表紙と見返しを貼り合わせること。前小口の出っ張り、折り返し部分の裏側に糊を塗布して封をすること。

癖/くせ
ロール状になった紙やクロスを広げた時に丸まろうとする反りや合わせのこと。

癖取り/くせとり
ロール状になった紙やクロスを広げた時に丸まろうとする反りや合わせの癖を元の平らな形状に直すこと。

組伝票/くみでんぴょう
それぞれが控えとして持つことができる複数枚の重なった伝票のこと。複写式になっていて消費者や業者などその伝票を基に照らし合わせ間違いが無いことを確認する。

け – 印刷コピー用語集

現像剤/げんぞうざい
複合機のインクのこと。1成分現像剤と2成分現像剤の2つのタイプがある。1成分現像剤はトナーで構成され、2成分現像剤はトナーとキャリアから構成されている。

ケイ線消去/けいせんしょうきょ
原稿用紙などの不要な罫線を読み取らないこと。

原稿自動送り装置/げんこうじどうおくりそうち
セットした複数枚の原稿を自動で次々に読み取っていく装置のこと。原稿の排出までが自動で行われる。

原稿忘れ検知/げんこうわすれけんち
原稿の取り忘れを音で通知してくれる機能。

罫/けい
罫線を印刷する時に使われる薄い金属板のこと。

軽印刷/けいいんさつ
簡易的な設備で少数の印刷を行うこと。大凡1000部以下の物がこの部類になり、一色刷りが一般的で品質よりもスピードが重視される場合に用いられることが多い。

ゲラ刷り/げらずり
元は活版組版の用語で組版してゲラに入れたものを、校正印刷機で刷った校正刷りのこと。

軽量コート紙/けいりょうこーとし
塗工量が5g/㎡ほどの塗工の印刷用紙のこと。チラシやオフセット、グラビア印刷に用いられることが多い。

化粧裁/けしょうたち
仕上げの段階で見栄えを良くするために印刷物の寸法を定められたサイズに正確に断裁すること。

化粧板印刷/けしょうばんいんさつ
装飾性の高い天然の木目や金属特有の模様を活かした表面仕上げの合板に印刷を施すこと。

ケツ/けつ
不良印刷の一種で凸版印刷時に発生する物。本来印刷されることの内領域に汚れがついて排紙されたものなどのことを言う。