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よ – 印刷コピー用語集01

用紙サイズ/ようしさいず
印刷用紙の大きさのこと。A列、B列、四六判、菊判、ハトロン判、AB判などの規格があり、書類などの印刷物ではA4とB5が広く一般的に使われている。

用紙の印刷適性/ようしのいんさつてきせい
印刷用紙の特性に合わせて印刷方法や設定の調整を行うこと。普通紙、上質紙、光沢紙などそれぞれの目的に合った紙がある。

用紙の重量/ようしのじゅうりょう
印刷用紙の厚みを表す単位に用いられる。坪量はg/㎡、連量はkgで表される。

羊皮紙/ようひし
紙と同じように使われる物で見た目も酷似しているが、定義上紙ではなく、動物の皮を加工して筆写の材料にした物。現在は植物性のパイルを用いて作られた紙が殆どだが、製紙技術が確立するまでは普及していた。現在でも貴重文書の書写や印刷に用いられることがある。

横当て/よこあて
枚葉印刷機で横位置のズレや給紙時の紙の歪みを防止するために基点を決め、まっすぐ横ズレが起こらないようにすること。

横断ち装置/よこたちそうち
巻取り紙印刷機にてウェップを横に裁って枚葉にする装置のこと。

横通し/よことおし
印刷用紙の原紙規格判寸法の横幅と巻取り紙印刷機で印刷したうるし幅が同じになっている時のことを言う。

よ – 印刷コピー用語集02

横針/よこばり
横当てと対になって見当を一定にする装置のこと。

横振りローラー/よこふりろーらー
凸版印刷機やオフセット印刷機のインキ装置でゴムローラーと組み合わせてインキを練る為の金属性のローラーのことでライダーローラーとも呼ぶ。

四つ折り/よつおり
折り方の一種。紙などを半分に折り曲げ、次にその折り目に対して垂直方向に再度ふたつ折りにした状態の物。開くと十字に折り目がついている。

読み合わせ校正/よみあわせこうせい
二人一組で構成を行う方法で、ひとりが原稿を読み、もうひとりがその原稿通りに校正刷をみて行く方法のこと。

読み取り解像度/よみとりかいぞうど
コピー機や複合機などで、スキャンする際の解像度のこと。数字が大きいほど細部まで再現することができるが、データ容量が大きくなるので機械そのものの動作速度に影響が生じる場合がある。

読み取り速度/よみとりそくど
コピー機や複合機などで、スキャンする際の速度のこと。機械スペックの表記などでは一分間にどれだけ読み取りが可能かが書かれていることが多い。

ら – 印刷コピー用語集

LAN/らん
Local Area Networkの略でネットワーク接続の一種。専用ケーブルを用いてコンピューターや通信機器、コピー機、複合機などの周辺機器と接続すること。ケーブルの種類は同軸ケーブルや光ファイバーなどがあり、また電波の送受信でネットワークを繋ぐ無線LANもある。

ライダーローラー/らいだーろーらー
凸版印刷機やオフセット印刷機のインキ装置でゴムローラーと組み合わせてインキを練る為の金属性のローラーのこと。

ライトテーブル/らいとてーぶる
天板をすりガラスにし、その下に蛍光灯を入れた机のこと。光を透過させることで印刷の仕上がり具合を確認する為に使用する。

落丁/らくちょう
ページ物を丁合いする際、折丁の一部が足りない状態のまま製本された物のこと。

落丁刷り/らくちょうずり
落丁により製本出来なかった部数を追加補充する為に刷り、製本を行うこと。

ラップアラウンド版/らっぷあらうんどばん
高速輪転印刷機で印刷を行う際に、版胴に巻きつける凸版のこと。薄い金属版や感光性樹脂版が用いられている。

ラフカンプ/らふかんぷ
仕上がりをイメージさせる為に用いるいわゆるラフのこと。お互いの仕上がりイメージなどに誤差が生じない様に簡易的に作ったラフスケッチが広く一般的。

乱丁/らんちょう
製本した際、ページの順番通りに並ばずに前後順不同になっている状態を言う。

ランドスケープモード/らんどすけーぷもーど
印刷用紙の向きの呼び方。いわゆる横向きに置いた状態のことで長編を水平方向に、短編を垂直方向に置いた状態を言う。

り – 印刷コピー用語集01

リース/りーす
機械や設備や車など、必要な機材を別の会社が代理で手配し、それを賃貸契約にて受け取ること。通常は契約期限が設けられていて満了する際に返上するか更新するかが求められる。

リカバリー/りかばりー
設備機器など、修理を行うことを言う。一般的にはシステムウェアの復旧などの時に用いられることが多い用語である。

リサイクルトナー/りさいくるとなー
中身が空になり回収された使用済みトナーを分解し、クリーニングを加え新しい顔料を充填し再び使用出来るようにしたトナーのこと。容器代などが掛からない為新品よりも大幅に安価で提供されている。

リソグラフィー/りそぐらふぃー
露光装置のことで、半導体や液晶パネルの基盤の作成に用いられる。フォトリソグラフィやステッパーとも呼ばれ回路パターンなどを光レーザーで現像する装置のこと。

リダイヤル(再送)機能/りだいやるきのう(さいそうきのう)
FAX機能が付いたコピー機や複合機でFAX送信をする際、履歴のひとつ前にあるダイヤルナンバーをもう一度リダイヤルさせる機能のこと

立体印刷/りったいいんさつ
3D印刷機を用いて印刷された物、またはその工程のことを言う。CADソフトを用いてデータが作られ、形を真似るだけならあらゆる物を生成することができる。

リピートコピー/りぴーとこぴー
一枚の用紙の中に縦横並ぶだけ同じ印刷対象の物を並べてコピーすること。またはリピート回数を指定して一枚の紙に必要な個数だけ印刷すること。印刷時の余った余白部分を使って印刷するので経済的である。

り – 印刷コピー用語集02

リモート受信/りもーとじゅしん
コピー機や複合機などがネットワーク接続されたパソコンなどから信号を受け取り、遠隔操作によって処理を行う事。

流用版/りゅうようばん
一度使用した図版などを別の印刷に使いまわした物のこと。

両面印刷/りょうめんいんさつ
片面に印刷を施した後、自動で用紙を反転させもう片面にも続けて印刷を行う機能のこと。表面を印刷して排紙された紙を裏面に合わせて給紙トレーにセットしてもう一度印刷…と言った煩わしさや方向を間違えて裏表上下逆さまになったり片面に二重印刷がされるといった印刷こと故を防ぐことにも役立つ。

両面印刷機/りょうめんいんさつき
一度の印刷アクションで連続して両面の印刷が行える印刷機のこと。

両面原稿自動送り装置/りょうめんげんこうじどうおくりそうち
RADFのことでコピーやFAX送信の際、複数枚を連続して読み込ませるための装置で両面対応の物を言う。

両面コピー/りょうめんこぴー
両面自動送り装置を利用し両面を読み込み尚且つ両面印刷を施すこと。

両面モジュール/りょうめんもじゅーる
両面印刷を施す場合、片面に一度印刷を掛けて手動で裏返す必要が無く、それを自動で裏返す装置のこと。

両面読取/りょうめんよみとり
自動送り装置にセットされた原稿を機内で反転もしくは両面同時にスキャンする機能のこと。片面ずつセットし一枚の紙に二回の読み取りを掛ける必要が無いので大幅な時間短縮となる。

輪転印刷/りんてんいんさつ
印刷方式の一種で大量かつスピーディーに印刷を施す必要がある場合によく用いられている。新聞紙の印刷などが代表的。

る – 印刷コピー用語集

ルビ/るび
ふりがな。読み。または、説明文もルビとして含まれることがある。

ルーズリーフ/るーずりーふ
バインダーの中にページを綴じたり外したり、順番を好きに入れ替えたりできるノートのこと。その歴史は古く、大正7年頃から使用されていた。

ルリュール/るりゅーる
西欧の伝統的な製本工芸で皮革張りの表紙に箔押しなどで装飾を施した手作り製本の物を言う。

ルーラー/るーらー
定規のこと。

れ – 印刷コピー用語集01

レイテストニュース装置/れいてすとにゅーすそうち
新聞輪転機につける追加の刷り込み用装置のこと。一回目の印刷では刷らずに空けておき本印刷で刷り込むか、本印刷上に色インキを刷り重ねる。

レインボー印刷/れいんぼーいんさつ
虹の用に隣合った複数列の色インキをにじませる印刷表現のひとつ。

レーザー製版/れーざーせいばん
カメラや焼枠などを使わずレーザー光線を使って電気的な制御で直接印刷版を作る製版方法。

レーザー複合機/れーざーふくごうき
レーザープリンターを有した複合機のことでレーザー光線を印字パターンに合わせて変調、感光ドラム上に反転させて付着したトナーから熱と圧力紙に転写させる

レーザープリンター/れーざーぷりんたー
レーザー光線を印字パターンに合わせて変調、感光ドラム上に反転させて付着したトナーから熱と圧力紙に転写させる

レーベル印刷/れーべるいんさつ
CDやDVDの表面に施す印刷のことで、音楽CDならレコード会社歌手名、曲目などが並んでいることが多い。

レジスターマーク/れーじすたーまーく
®。The registerde trademark symbolのことで通称アールマークやマルアールと呼ばれている。日本名では登録商標マークや登録商標記号であり、名前のとおりそれが登録商標であることを表すマークである

レタッチ/れたっち
補正作業のこと。撮影した画像などのコントラストや色調補正を加えることでより精度の高い仕上がりにする。

レディー状態/れでぃーじょうたい
いわゆる待ちの状態で、ネットワーク受信などがすぐに行える状態にあること。

れ – 印刷コピー用語集02

連続階調/れんぞくかいちょう
いわゆるグラデーションの事で、始点の色から終点の色まで徐々に階調が変化していく物のこと。ハーフトーンなどでこの連続階調を表現する際は、トーンの大きさを変えて密度によるグラデーションの表現を行う。

連続給紙/れんぞくきゅうし
コピー機や複写機を使って複数枚の印刷を一度の作業で行う際、用紙を一枚ずつセットする必要がなく連続して給紙を行う機能。大抵の機械に標準装備されている。

連続伝票用紙/れんぞくでんぴょうようし
長い一枚紙をロール状にせず、蛇腹折りで積み重ねた物で、一定の長さで切れ目となるミシン目がある伝票のこと。項目数が一枚の伝票に収まりきれない場合でも一枚綴りにする事ができる。

連続封筒/れんぞくふうとう
長い一枚紙をロール状にせず、蛇腹折りで積み重ねた物で、一定の長さで切れ目となるミシン目がある封筒のこと。給与明細書などによく使われている。

連続複写枚数/れんぞくふくしゃまいすう
コピー機や複写機でコピーを取る際、一回の操作で連続して複写することができる枚数のこと。

レンタル/れんたる
貸出業者と一定の期間と料金を決めて契約を交わし、その契約内容に沿って借料する事。自由に使用することができるが、あくまでも所有者は貸出業者となる為、第三者に貸し出したりする事はできない。

ろ – 印刷コピー用語集

ロータリースクリーン印刷機/ろーたりーすくりーんいんさつき
円筒形のロータリースクリーンの中にスキージー(インクを伸ばすヘラ状の物)とインキを入れ、印刷用紙の裏側から圧胴をあててロータリースクリーンに空いた穴の部分だけインキが用紙に乗ることで印刷が可能と印刷機のこと。

ローラー洗い装置/りーらーあらいそうち
印刷機のローラー部分を自動で洗浄してくれる装置のこと。付着率が高いインキが付いたローラーを手動で洗うと汚れが落ないのでこの装置が付いていると非常に便利。

ローラー飛び/ろーらーとび
凸版印刷やオフセット印刷中に等間隔に出る縞状のムラのこと。

ローラー目/ろーらーめ
凸版印刷やオフセット印刷中に等間隔にリピートされる印刷のムラでローラーの円周と同じ長さで繰り返し現れる。

ロゴマーク/ろごまーく
ある特定の物をマーク化した物。会社の社名をもじったり、それを連想させる様な物が多く、ロゴを用いたほうが人の記憶に残りやすいので、ほとんどの企業やあるいは代表的な商品に付けられている。

ロールコレーター/ろーるこれくたー
丁合い機の一種類で巻き取り状の用紙を複数枚重ねる機械。おもにフォーム印刷の製品仕上げに用いる。

ロール紙/ろーるし
片面だけにツヤ出しした包装用紙。コピー用紙の束を包んだりするのによく用いられている。

わ – 印刷コピー用語集

・ワイピング/わいぴんぐ
彫刻凹版などの印刷で版盤に付いた余分なインキを拭き取ること。輪転印刷機の場合は版面がワイピングペーパーの巻取り紙にこすられて余分なインキが取り除かれる。

・枠消去機能/わくしょうきょきのう
コピー機を使って分厚い本などを開いて中身をコピーする場合周りにできる黒いムラ(影)を印刷しないようにする機能のこと。他にもセンター消去や枠プラスセンター消去、指定辺消去などがある。

渡し爪/わたしつめ
印刷の工程において紙を前の工程から引き離し、次の工程に移動させる為の爪のこと。枚葉紙オフセット印刷機のフィーダーから圧胴に紙を渡すスイング装置の爪のこと。

渡し胴/わたしどう
ユニット型枚葉紙多色オフセット印刷機に用いられる機構で、印刷ユニットの圧胴から紙を受け取って次の印刷ユニットの圧胴に渡すための胴のこと。

渡り/わたり
組付の際、喉を中心に左右に並べた2ページ分の左端から右端までの長さのこと。

和本/わぼん
古くから日本で行われている製本のひとつで、千枚通しを使って穴を開け、その穴に糸を通して綴じた本のことである。

割り込み機能/わりこみきのう
FAX受信や連続コピーの途中に別の物を割り込み、前の物の出力枚数が完了する前にそれを印刷させること。例えば大量の書類が必要で100枚コピーをスタートさせた後に急ぎの物がある場合、100枚刷り上がるのを待つ必要が無く、途中で出力させることができる。

割付/わりつけ
組版作業を行うために、印刷物の判型のスペースに写真などの配置を決めること。

ワンタイムカーボン紙/わんたいむかーぼんし
一度だけ使用できる使い捨てのカーボン紙のこと。筆圧を加えると塗布しているカーボンインキが剥がれる為連続して使用することができない。

ワンタッチ(短縮)ダイヤル/わんたっちだいやる(たんしゅくだいやる)
FAX機能でよく使う相手番号を一桁ないし二桁の番号で登録できる機能のこと。これを登録しておくことでスピーディーな送信が可能となり、またその都度番号を入力したり、アドレス帳から探す手間が省ける。

ワンプ/わんぷ
包装に使われる低級紙の俗称で製紙工場や印刷工場で使われる。