カテゴリー別アーカイブ: か行 | 印刷コピー用語集

か – 印刷コピー用語集01

カードスキャナー/かーどすきゃなー
カード内に書き込まれた磁気情報を読み取る為の機械。クレジットカードでの支払いの時などに目にすることが多い。また、最近では磁気の読み取りだけではなく、名刺などに書かれた文字をデジタル化しExcelなどの表計算ソフトに落とし込む機械もある。

カートン原紙/かーとんげんし
厚紙の表面にポリエチレンでラミネート加工した耐水性、耐久性を持つ原紙のこと。紙コップなど液体を入れる使い捨て容器などによく用いられている。

カーボン紙/かーぼんし
筆圧などによってインキが剥がれ、上の紙に書いた物をそのまま下の紙に写すことのできる紙で直筆サインを含む書類などの控えを有する時などによく用いられている。

解像度/かいぞうど
デジタル画像を表現する際のドットで単位はdpiで表現される。この解像度が低いと画質が荒くなり画や文字がギザギザになり、数値が高くなることでより細かな表現が可能となり画質もなめらかになる。

階調/かいちょう
色の明るさや濃さを段階的に表したもの。階調が多いほど滑らかなグラデーションが再現できるが、その分データ容量が重くなるので処理スピートにストレスが掛かる。

回転コピー/かいてんこぴー
複写を行う際、スキャナーで読み取ったデータを回転させ、印刷用紙に対してたて横が正位置になるように印刷させる機能のこと。

か – 印刷コピー用語集02

回転送受信/かいてんそうじゅしん
ファックスの送受信で、用紙の縦横を自動的に識別し、横向きに印刷されて印刷部分が途切れてしまう現象を防ぐ機能のこと。

拡張子/かくちょうし
.jpgや.pdfなどデジタルデータのファイル形式のこと。それぞれデータを認識できる拡張子とアプリケーションは決まっておりそれが合致しないとデータの内容を見ることができない。

カスタムメニュー/かすたむめにゅー
プログラミングされたメニューの初期値を自分の好きなように変更できる機能のこと。主にメニューの並び順やよく使う項目だけを表示させることができたり、細かな設定を使用する度にセットする必要がないので作業効率の向上が図れる。

画像/がぞう
おおまかに、デジタルモニターで表現される写真やイラストなど、文字や罫線以外のもののことを言う。拡張子は.jpg .bmp .tiff .pngなどが代表的である。

画像欠け幅/がぞうかけはば
複写を行う際、スキャン時もしくは印刷時に用紙の縁の部分が掛けること。

カタログ/かたろぐ
取扱商品などの説明書きなどを載せた小冊子のこと。説明書やパンフレットなどもカタログと呼ぶことがある。

活字/かつじ
方形柱状の字体で一般的に手書き文字以外でパソコンなどの機械から生成される文字全般のことを言う。本来は鉛や木に字を彫りインキをつけて転写させた物のことを指す。

カラースタンプ印字/からーすたんぷいんじ
コピー機などに設けられた機能で、印刷した書類などに自動で「重要」「済み」「社外秘」などのスタンプを印字すること。

感光体/かんこうたい
印刷機において、印刷用にインキを転写させる為の筒のこと。ドラムと呼ばれることが多い。

き – 印刷コピー用語集

Canon Mobile Printing/きゃのんもばいるぷりんてぃんぐ
キャノンが提供する、スマートフォンからのプリントに対応した専用アプリ。コピー機側で対応している必要があるが、スマートフォンのデータをプリントできる。

キャリア/きゃりあ
エポキシ樹脂などでコーティングした微粒子化した磁性体のこと。トナーを帯電させるために使用される。

給紙部/きゅうしぶ
印刷用の用紙をセットしておく場所。ここに用紙がないと印刷できない。

銀塩写真方式/ぎんえんしゃしんほうしき
塩化銀を印画紙の感光剤に使用した写真を銀塩写真という。いわゆるフィルム写真のことで、デジタルカメラが登場するまでは写真といえば銀塩方式だった。

キット契約/きっとけいやく
消耗品のトナーの購入代金にメンテナンス料を含んだ保守契約のこと。保守契約にはほかにカウンター契約がある。

給紙容量/きゅうしようりょう
複合機内にセットできる用紙の枚数のこと。用紙をトレイに収納するタイプでは追加トレイをオプションで選択できる。

機密印刷/きみついんさつ
他人に見られたくない文書を印刷するときに、IDやパスワードを入力しないとプリントできないようにするもの。プリントデータ自体が暗号化される場合もある。

切り張り原稿/きりはりげんこう
色の違う用紙を切り張りして作った原稿をコピーするときに色の違いを目立たないようにプリントする機能のこと。

給紙カセット/きゅうしかせっと
コピー機やプリンターで印刷を行う度に用紙をセットする必要を無くす為にある程度の枚数を格納しておけるトレーのこと。

く – 印刷コピー用語集

クリーニング/くりーにんぐ
日常的な清掃のことではなく、複合機においては感光体に付着したトナーを除去すること。

黒つぶれ/くろつぶれ
印刷面の暗い部分が黒一色となってしまうこと。

グラビア印刷/グラビア印刷
凹版印刷の一種で、細かい濃淡が表現できる為、美術書や写真集など芸術性の高い物の印刷に適している。写真技術を応用して製版したことから英語でRotogravure(ロトグラビア)とも呼ぶ。

クイックオフセットインキ/くいっくおふせっといんき
油性で粘度が高いオフセットインキのひとつ。乾燥が早く表面を印刷してすぐに裏面を印刷することができるので刷り上がりが早く短時間で済む特性を持つ。

口絵/くちえ
本や雑誌などの巻頭に入る写真や絵のこと。週間漫画などでは巻頭カラーと呼ばれ、そのカラーページがこれに当たる。

口糊/くちのり
封筒などの表紙と見返しを貼り合わせること。前小口の出っ張り、折り返し部分の裏側に糊を塗布して封をすること。

癖/くせ
ロール状になった紙やクロスを広げた時に丸まろうとする反りや合わせのこと。

癖取り/くせとり
ロール状になった紙やクロスを広げた時に丸まろうとする反りや合わせの癖を元の平らな形状に直すこと。

組伝票/くみでんぴょう
それぞれが控えとして持つことができる複数枚の重なった伝票のこと。複写式になっていて消費者や業者などその伝票を基に照らし合わせ間違いが無いことを確認する。

け – 印刷コピー用語集

現像剤/げんぞうざい
複合機のインクのこと。1成分現像剤と2成分現像剤の2つのタイプがある。1成分現像剤はトナーで構成され、2成分現像剤はトナーとキャリアから構成されている。

ケイ線消去/けいせんしょうきょ
原稿用紙などの不要な罫線を読み取らないこと。

原稿自動送り装置/げんこうじどうおくりそうち
セットした複数枚の原稿を自動で次々に読み取っていく装置のこと。原稿の排出までが自動で行われる。

原稿忘れ検知/げんこうわすれけんち
原稿の取り忘れを音で通知してくれる機能。

罫/けい
罫線を印刷する時に使われる薄い金属板のこと。

軽印刷/けいいんさつ
簡易的な設備で少数の印刷を行うこと。大凡1000部以下の物がこの部類になり、一色刷りが一般的で品質よりもスピードが重視される場合に用いられることが多い。

ゲラ刷り/げらずり
元は活版組版の用語で組版してゲラに入れたものを、校正印刷機で刷った校正刷りのこと。

軽量コート紙/けいりょうこーとし
塗工量が5g/㎡ほどの塗工の印刷用紙のこと。チラシやオフセット、グラビア印刷に用いられることが多い。

化粧裁/けしょうたち
仕上げの段階で見栄えを良くするために印刷物の寸法を定められたサイズに正確に断裁すること。

化粧板印刷/けしょうばんいんさつ
装飾性の高い天然の木目や金属特有の模様を活かした表面仕上げの合板に印刷を施すこと。

ケツ/けつ
不良印刷の一種で凸版印刷時に発生する物。本来印刷されることの内領域に汚れがついて排紙されたものなどのことを言う。

こ – 印刷コピー用語集

高速起動/こうそくきどう
電源ボタンを押下してからコピー機の機能を使えるまでの時間が短縮されているもの。

コピートレイ/こぴーとれい
印刷された用紙が排出されてくるところ。機種によっては、コピー、ファックスなどによって、排出先を選択できる。

固定倍率/こていばいりつ
コピーの倍率としてあらかじめいくつかの種類に設定されている。使うときにはその中から倍率を選択する。

コンソール/こんそーる
複合機の大きさのこと。小型で卓上におけるサイズをデスクトップ、それよりは大型で床置きタイプをコンソールという。

コピーボリューム/こぴーぼりゅーむ
ある一定の期間の間にコピーする枚数のこと。1ヶ月単位で計算することが多い。

混載原稿/こんさいげんこう
用紙サイズの異なる原稿をコピーするときに、サイズの違いを判別しながらコピーすることができる。

合成コピー/こんごうこぴー
登録している画像を別の原稿に重ねてプリントする機能。

高速スキャン/こうそくすきゃん
従来機よりスキャンスピードが向上している場合のセールスポイント。

コピーモード/こぴーもーど
大抵のコピー機はいくつかのコピーモードを備えている。片面コピーモードや両面コピーモードなど。モードの中から必要なものを選んで使用する。

高圧縮PDF/こうあっしゅくぴーでぃーえふ
スキャンデータを保存するときに、データを圧縮して容量を縮小したPDFのこと。ネットワーク送信時の付加を軽減できるなどの効果がある。