わ – 印刷コピー用語集

・ワイピング/わいぴんぐ
彫刻凹版などの印刷で版盤に付いた余分なインキを拭き取ること。輪転印刷機の場合は版面がワイピングペーパーの巻取り紙にこすられて余分なインキが取り除かれる。

・枠消去機能/わくしょうきょきのう
コピー機を使って分厚い本などを開いて中身をコピーする場合周りにできる黒いムラ(影)を印刷しないようにする機能のこと。他にもセンター消去や枠プラスセンター消去、指定辺消去などがある。

渡し爪/わたしつめ
印刷の工程において紙を前の工程から引き離し、次の工程に移動させる為の爪のこと。枚葉紙オフセット印刷機のフィーダーから圧胴に紙を渡すスイング装置の爪のこと。

渡し胴/わたしどう
ユニット型枚葉紙多色オフセット印刷機に用いられる機構で、印刷ユニットの圧胴から紙を受け取って次の印刷ユニットの圧胴に渡すための胴のこと。

渡り/わたり
組付の際、喉を中心に左右に並べた2ページ分の左端から右端までの長さのこと。

和本/わぼん
古くから日本で行われている製本のひとつで、千枚通しを使って穴を開け、その穴に糸を通して綴じた本のことである。

割り込み機能/わりこみきのう
FAX受信や連続コピーの途中に別の物を割り込み、前の物の出力枚数が完了する前にそれを印刷させること。例えば大量の書類が必要で100枚コピーをスタートさせた後に急ぎの物がある場合、100枚刷り上がるのを待つ必要が無く、途中で出力させることができる。

割付/わりつけ
組版作業を行うために、印刷物の判型のスペースに写真などの配置を決めること。

ワンタイムカーボン紙/わんたいむかーぼんし
一度だけ使用できる使い捨てのカーボン紙のこと。筆圧を加えると塗布しているカーボンインキが剥がれる為連続して使用することができない。

ワンタッチ(短縮)ダイヤル/わんたっちだいやる(たんしゅくだいやる)
FAX機能でよく使う相手番号を一桁ないし二桁の番号で登録できる機能のこと。これを登録しておくことでスピーディーな送信が可能となり、またその都度番号を入力したり、アドレス帳から探す手間が省ける。

ワンプ/わんぷ
包装に使われる低級紙の俗称で製紙工場や印刷工場で使われる。