カテゴリー別アーカイブ: や行 | 印刷コピー用語集

や – 印刷コピー用語集

焼き落とし/やきおとし
不要な部分をマスクを使って露光・消去を行うことで、印刷の際に画線部以外汚れを取り除く為に行う。

焼き込み/やきこみ
感光膜を有する版材、フィルム、印画紙などに、原板を密着または拡大・縮小して露光するさい、原板のもつ階調を意図的に変化させるために露光量を調整すること。

焼き度/やきど
写真平版刷版において、露光した場合の焼付け度合いのことを言う。

ヤレ/やれ
印刷時にインキのかすれが発生して汚れが付いたり給紙にズレがあり印刷位置がずれてしまったいわゆるミスプリントとなった物全般を言う。

約物/やくもの
句点、読点、括弧類の記述記号の総称で、〆の意味を持つ言葉。

ゆ – 印刷コピー用語集

UCRマスク/ゆーしーあーるますく
原稿のグレー部分から3色のインキ量を少なくし、墨を代わりに印刷する方法で使用するマスク。

USB/ゆーえすびー
Universal Serial Busの略で、パソコンの周辺機器の殆どがこのUSBコネクタを用いて接続されている。規格(バージョン)があり、主に通信速度の違いがあり、同じUSBでもバージョン違いで機器が上手く動作しないこともある。

有効読取りサイズ/ゆうこうよみとりさいず
コピー機や複合機などでスキャンする際に読み取りが可能となる領域、例えばA4サイズの用紙の場合、紙自体の大きさは297mm×210mmだが、端から端までこれと同じサイズを読み取れる訳では無いので、この有効読み取りサイズの表記がある。

ユニット/ゆにっと
コピー機や複合機など、オプション部品を加えることができる物で、その増設パーツの総称を言う。

ユーザー定義/ゆーざーていぎ
いわゆるカスタマイズ機能のこと。使用頻度の高い物を独自に設定することで使い安さが向上する。

有機顔料/ゆうきがんりょう
インキの原料で、天然・合成の有機色素で作られた不溶性の着色材料のこと。

よ – 印刷コピー用語集01

用紙サイズ/ようしさいず
印刷用紙の大きさのこと。A列、B列、四六判、菊判、ハトロン判、AB判などの規格があり、書類などの印刷物ではA4とB5が広く一般的に使われている。

用紙の印刷適性/ようしのいんさつてきせい
印刷用紙の特性に合わせて印刷方法や設定の調整を行うこと。普通紙、上質紙、光沢紙などそれぞれの目的に合った紙がある。

用紙の重量/ようしのじゅうりょう
印刷用紙の厚みを表す単位に用いられる。坪量はg/㎡、連量はkgで表される。

羊皮紙/ようひし
紙と同じように使われる物で見た目も酷似しているが、定義上紙ではなく、動物の皮を加工して筆写の材料にした物。現在は植物性のパイルを用いて作られた紙が殆どだが、製紙技術が確立するまでは普及していた。現在でも貴重文書の書写や印刷に用いられることがある。

横当て/よこあて
枚葉印刷機で横位置のズレや給紙時の紙の歪みを防止するために基点を決め、まっすぐ横ズレが起こらないようにすること。

横断ち装置/よこたちそうち
巻取り紙印刷機にてウェップを横に裁って枚葉にする装置のこと。

横通し/よことおし
印刷用紙の原紙規格判寸法の横幅と巻取り紙印刷機で印刷したうるし幅が同じになっている時のことを言う。

よ – 印刷コピー用語集02

横針/よこばり
横当てと対になって見当を一定にする装置のこと。

横振りローラー/よこふりろーらー
凸版印刷機やオフセット印刷機のインキ装置でゴムローラーと組み合わせてインキを練る為の金属性のローラーのことでライダーローラーとも呼ぶ。

四つ折り/よつおり
折り方の一種。紙などを半分に折り曲げ、次にその折り目に対して垂直方向に再度ふたつ折りにした状態の物。開くと十字に折り目がついている。

読み合わせ校正/よみあわせこうせい
二人一組で構成を行う方法で、ひとりが原稿を読み、もうひとりがその原稿通りに校正刷をみて行く方法のこと。

読み取り解像度/よみとりかいぞうど
コピー機や複合機などで、スキャンする際の解像度のこと。数字が大きいほど細部まで再現することができるが、データ容量が大きくなるので機械そのものの動作速度に影響が生じる場合がある。

読み取り速度/よみとりそくど
コピー機や複合機などで、スキャンする際の速度のこと。機械スペックの表記などでは一分間にどれだけ読み取りが可能かが書かれていることが多い。