カテゴリー別アーカイブ: た行 | 印刷コピー用語集

た – 印刷コピー用語集01

タッチパネル/たっちぱねる
コピー機に使われる液晶パネルみたいな表示装置に位置入力装置を組み合わせる電子部品。画面上にて操作する入力装置。

タンデム現像方式/たんでむげんしょうほうしき
トナーの数によって感光体を使用するやり方。

ダブルコピー/だぶるこぴー
小さい原稿を倍のサイズの用紙1枚にコピー2枚分の原寸のイメージとして出力するという意味。

ダイレクトプリント/だいれくとぷりんと
デジタルカメラとプリンターを繋いで、パソコンなどの媒体を経由することなくカメラ内に保存された画像を直接プリントすること。

ダイヤルイン機能/だいやるいんきのう
内線番号を設定することで、外部から直接特定の内線電話に接続できるようにする機能のこと。

縦横独立変倍/たてよこどくりつへんばい
印刷・コピーを行う際、通常は縦と横を同倍率で拡大縮小を行うが、縦と横の倍率をそれぞれ独立して設定を行うこと。

裁ち落とし/たちおとし
規格された大きさに合わせて不要な部分を刃物で切り分ける作業のこと。

裁ち割り/たちわり
付け合せの印刷部分の場合、あら切りがそのまま化粧裁ちになる場合を言い、一本断ちとも言う。

単胴型/たんどうがた
多色印刷機の構造の一つで1本の大経圧胴の周りに多色印刷版胴がこれを囲むように取り付けられた物。ローテンションで印刷が可能。

ターンバー/たーんばー
縦裁ちした紙の進行方向を右折や左折して紙の道を分けたり、紙を重ねたりする為の物。

た – 印刷コピー用語集02

ダンボール印刷機/だんぼーるいんさつき
ダンボールに印刷を施す印刷機のこと。

ダブり/だぶり
紙などに印刷を施した際、文字や罫線が二重になる現象のこと。

ダブルエンダー/だぶるえんだー
ドラム型印刷機において、ドラムひとつで裏表同時に印刷する装置のこと。

ダブルトーン/だぶるとーん
一種類のモノクロ階調原稿から、スクリーン角度を変えた2種類の製版フィルムを作成し、異なる2色のインキをすり重ねること。

タブロイド判/たぶろいどばん
新聞紙の半分のサイズ。タブロイド判のサイズで発行された新聞紙をタブロイド紙と呼ぶ。

ダミー/だみー
複合機のセキュリティ機能の一つ。本体内HDDに保存された文書データの上にダミーデータを書き込むことで文書データを読み取れなくする。

多面焼付/だめんやきつけ
1枚のフィルム原版から版材に繰り返し焼き付けて、同一面に同一の絵柄のある多面の版を作ること。

ダルアート紙/だるあーとし
上質紙にマット系の塗料を塗布したもの。印刷された部分の光沢が出るのに対し、印刷されていない面の光沢は抑えられている。

断裁機/だんさいき
束ねた紙をサイズをそろえて一度に切ることができるもの。裁断機ともいう。

タンデム機/たんでむき
シアン・マゼンタ・イエロー・ブラックの4色を一度に印刷できる複合機。普通の複合機では1色ずつ印刷するので時間がかかる。

た – 印刷コピー用語集03

退色/たいしょく
印刷物のインクの色があせていくこと。退色は「褪色」とも書く。

ダイリソ印刷/だいりそいんさつ
ダイレクトリソグラフィの略で、ブランケットを使わずに平版で直接紙にインキを定着させる印刷方法。浸し水とインキを同時に版に与えて印刷するのが特徴。新聞の印刷方法が凸版から平版に変わった時に開発された。

ダイレクト印刷/だいれくといんさつ
パソコンを使用せずに、メモリーカードなどを直接複合機に接続してプリントすること。ほとんどの機種が対応している。

台割/だいわり
本の設計図のようなもの。何ページに何を書くかなどを割り振っておく。

高台印刷機/たかだいいんさつき
平台印刷機の停止円筒型。圧胴の上から印刷用紙を供給し、フィーダーボートの下に排紙させる方式でドイツの印刷機に多く見られる。

タコ印刷/たこいんさつ
曲面印刷を行う印刷機で凹版を使ってにかわとグリセリンでできた頭状の弾性の物にインキを乗せ、被印刷体に転写させる。

多色印刷/たしょくいんさつ
2色以上のカラーインクを使用して印刷すること。

多色凹版輪転印刷機/たしょくおうばんりんてんいんさつき
紙幣や金券に凹版で複数の色を同時に印刷する枚葉印刷機のこと。

多色オフセット印刷機/たしょくおふせっといんさつき
複数の色を刷ることができるオフセット印刷機のこと。

多色グラビア輪転機/たしょくぐらびありんてんき
複数の色を刷ることができるグラビア印刷機のこと。使用する色の数分ユニットを繋げて構成されていて、出版用は表4色、裏4色が一般的。

多色凸版輪転機/たしょくとつばんりんてんき
複数の色を刷ることができる凸版輪転機のこと。枚葉紙と巻取り紙用があり、ラベルなどの特殊印刷に用いられている。

ち – 印刷コピー用語集01

直接静電複写方式/ちょくせつせいでんふくしゃほうしき
現在ほとんど用いられることはないが、感光体に使われる物質を塗布した用紙上に、トナー像を作る方式のものを言う。間接静電複写機と比べメリットは転写によるトナー像の劣化がなくなる為、非常に鮮明な画像が得られる。

長尺原稿/ちょうじゃくげんこうそうしん
主にロール状に巻かれた長尺の原稿のことでA版、B版の様な1枚用紙とは異なる。

中継ユニット/ちゅうけいゆにっと
一本電気ケーブルを使い末端の機器に電気信号を送る途中で分岐させる為のユニット。ハブとも言う。

直接送信/ちょくせつそうしん
パソコンなどの編集機器を用いずに撮影媒体から印刷媒体までを直接繋ぎデータを送信し印刷すること。

チューブ印刷/ちゅーぶいんさつ
チューブ状になった印刷媒体に対して印刷を施すこと。

中質紙/ちゅうしつし
上質紙とざら紙との中間に当たる品質の用紙。本や雑誌に用いられることが多い。

調湿紙/ちょうしつし
元々紙には調湿効果があるが、一定数を超える調湿能力を持たせた紙のことを言う。湿気を嫌がる洗剤や薬品を保護する為に用いられることが多い。

丁合/ちょうあい
製本用の印刷などで1冊分ずつ印刷されていくこと。例えば10冊分のページを印刷する場合、1頁目が10枚印刷されて次に2頁目を10枚…となるが、丁合することで一冊分ずつ刷られていく。

ち – 印刷コピー用語集02

チェーンデリバリ/ちぇーんでりばり
枚葉印刷機の排紙装置の一種で、排紙された枚葉紙はくわえ爪を取り付けた棒でくわえられ、印刷機の紙積み台まで運ばれる。

千鳥掛け/ちどりがけ
折丁になった時の表ページだけが印刷されて裏ページは白紙になる版面の掛け方を言う。印刷の上がりが市松模様になることから市松掛けとも呼ばれている。

着肉ローラー/ちゃくにくろーらー
印刷機の版にインキを乗せるローラーのこと。インキ壺、呼び出しローラー、練りローラーを練りならされて通過した後、着肉ローラーより版面に供給される。

中間胴/ちゅうかんどう
ユニット型の枚葉多色オフセット印刷機で、前工程の印刷ユニットの圧胴から渡し爪を介して印刷紙を受け取った後、次の印刷ユニットの圧胴に渡す為の胴のこと。

超光沢ワニス/ちょうこうたくわにす
オフセット印刷機に使われる原料ワニスで、一般的に使用されているワニスよりも光沢性の高いワニスを言う。

チョーキング/ちょーきんぐ
印刷後、インキ中のビヒクル成分が紙に吸収されて顔料だけが紙の表面に残るため、指でこするインキが剥がれていしまう現象のこと。

チルロール/ちるろーる
オフセット輪転印刷機で印刷し、高温で乾燥させた物を冷やす為、ポリエチレン押し出しラミネート直後に使用されるロールのこと。

つ – 印刷コピー用語集

通信経路暗号化システム/つうしんけいろあんごうかしすてむ
通信経路にセキュリティー機能を加えることで信号を暗号化し、情報漏えいを防ぐシステム。

付け合せ/つけあわあせ
印刷を行う際、別々の印刷面を同じ版に焼き付ける作業のこと。少部数の印刷物に用いられることが多く、コスト削減と効率化が臨める。

壺上がり/つぼあがり
インキが入った壺の中で流動不足を起こし、中のインキが固まってしまうことでローラーにインキが乗らず、印刷不良を起こす現象のことを言う。

艶紙/つやがみ
表面に様々な色や装飾を施し光沢を加えた紙のこと。お菓子などの食品包装から産業資材まで幅広く使用されている。

艶消しアート紙/つやけしあーとし
画像をメインに取り扱う写真集やカタログに用いられることが多く、照明などの照り返しによって画が見づらくなる現象を防ぐ加工を施した紙のこと。

束/つか
本の厚さのこと。同義語で束見本と言う言葉がありこれは未印刷の印刷媒体を製本した物のことを言う。

付き揃え機/つきぞろえき
ある程度の枚数をまとめて裁割りする時に刷本の針側や加え側を自動的に揃える機械のこと。

付物/つきもの
書籍の本文以外のものを総称したもので、前付、後付、別丁などがそれに当たる。また、出版物に付属した印刷物の総称でもあり、ケースやカバー腰帯などもそれに該当する。

通信管理レポート/つうしんかんりれぽーと
ファックスの送受信履歴を表示または印刷する機能のことで、相手先名・番号・日にち・時間・通信結果(送信完了・受信完了・エラーなど)・備考をリスト化した物。

て – 印刷コピー用語集

手差し給紙/てざしきゅうし
コピー機などで、印刷用紙は通常ある程度の枚数をカセットと呼ばれる印刷トレーに入れて置きますが、普段あまり使わないサイズや特殊印刷設定が必要な印刷用紙をセットするところを手差しトレーと呼び、手差し給紙はそのトレーから機械内に給紙させること。

低消費電力設計/ていしょうひでんりょくせっけい
一定時間使用されないと、スタンバイモードになったりと無駄な消費電力を抑える機能のこと。この機能が備わっていることで、再稼働させるさい、ウォームアップの為立ち上がりに時間が掛かるが消費電力が抑えらえかなりのコスト削減が見込める。

デジタル複合機/でじたるふくごうき
スキャン機能・ファクシミリ機能・印刷機能が一台に集約された機械のことで、アナログではコピーを作る際まず物理的に原版を作ってそれを基にインキを乗せて複写していたのに対して、デジタル複合機はスキャンされた書類や画像をデジタル信号に置き換えて複写を行うことができる為、物理的な原版を作成する必要がなく、ローコストで滲みが少なく画質も綺麗に仕上がる。

デベロッパー/でべろっぱー
印刷においてのデベロッパーとは主に写真に使われる現像液のことを言う。

転写/てんしゃ
複写のことで、文章や画像を写し取ること。または模写した物。

電話ファックス自動切替機能/でんわふぁっくすじどうきりかえきのう
電話番号とファックス番号が同じ時に用いられる場合が多く、ある程度の電話呼び出し時間が経過するとファックスに切り替わる機能のこと。

デジタルコピー/でじたるこぴー
複写機を使って文章や画像を複写する際、全てをデジタル信号に置き換えてコピーをすること。デジタル化することで細部まで制御が可能になるのでより精度の高いコピーを取ることが出来る。

電子ソート/でんしそーと
複数ページにわたる原稿を複数組みプリントする必要があるときに、順番に並んだセットとして出力すること。プリント後の並び替えの必要がない。

と – 印刷コピー用語集

トナー/となー
コピー機などで、印刷を行う際に用いられる細かい粉末状のインクのこと。色はブラック・マゼンタ・シアン・イエローの4種類の原色を用いて多彩な色を表現している。

トレーシングペーパー/とれーしんぐぺーぱー
2枚の重ねた紙の下の物を模写する為に半透明に作られた紙のことで、透写紙とも言う。丈夫で耐水性耐油性がある為トレース以外の使い方でクッキングシートや薬包紙などにも用いられている。

ドラム/どらむ
印刷機の部品のひとつで、インクを表面に付着させてそれを印刷用紙に転写させる為の物。使用するうちに摩耗するので、定期的な交換が必要。

独立変倍/どくりつへんばい
縦横の比率が一定ではなく、それぞれを独立して拡大縮小倍率を設定すること。変形文字などの装飾として用いられることが多い。

とじしろコピー/とじしろこぴー
印刷の際、印刷用紙の淵に設けられる余白部分を綴代(とじしろ)と良いそこをコピーの対象にした物のことを言う。

TWAIN/とうぇいん
複合機・コピー機・スキャナーなどを用いてパソコンに画像を取り込む為の技術。

トナーカートリッジ/となーかっとりっじ
トナーと呼ばれる粉末状のインクを詰めた物。主に樹脂製の素材が用いられることが多い。

ドキュメントナビゲーター/どきゅめんとなびげーたー
キャノンが提供する複合機用ソフトウェア。スキャンデータの分類を行う。「DouemntNavigator」ともいう。